
2歳になると、体力もグンとついて走ったり飛び跳ねたり元気いっぱい遊びまわります。
そこで、室内運動としてトップクラスの運動量を誇る室内用トランポリンを紹介したいですが、危険はないか心配ですよね。
危険と言われている事例を分析したうえで、安全性能の高いトランポリンを集めてみましたので、最後までご覧ください!
トランポリンが2歳児をはじめ子供に危険とされる事例
トランポリンによって、2歳前後の子供が関わる危険事故が起きた例は日本において報告されているのだろうか。
今は、日本体操協会に統合され、なくなってしまった日本トランポリン協会の広報誌を見ると、数件の骨折・捻挫・脱臼が発生したことがあると記載されています。(これは今から30年以上前の情報です。)
競技スポーツとしての報告なので、小学生以上が対象です。
これ以降、明確にトランポリンの事故が発生した記録はありませんでした。
もちろん、2歳児や幼児の事故についても記録はありません。
この結果から、日本では、2歳児をはじめ子供におきた危険事例はないと言えます。
それでは、なぜトランポリン=危険というイメージがあるのでしょうか。
日本ではなく海外に、その答えがありました・・・
トランポリン=危険とは、アメリカに端を発するものだった!
アメリカにおいて、トランポリンによる事故は、なんと年間30万件も起きていると発表がありました。
日本でおきた事故に報告されていない分があったとしても大きな隔たりがあります。
アメリカで使用されているトランポリンは日本で流通している商品の3,4倍あり、何人もまとめて遊ぶことができるものがポピュラーです。
以下の記事で発表時の内容を見ることができます。
https://www.j-cast.com/2017/08/14305367.html
また、以下の記事では、トランポリンパークで3歳の子が幼児用トランポリンから落ちて大腿部骨折してしまったのです。
そこで医師が「6歳未満の子供にはトランポリンをさせてはいけない」と指摘しています。
アメリカの医学誌「小児科学」ではトランポリンパークでの事故が7,000件に上ると発表。
一方で米国小児科学会では、以下の用途で利用するよう呼びかけている
- 使用する場合は1人でジャンプさせること
- 宙返りやでんぐり返しを避けること
- 常に親の監視のもとで遊ばせること
- 子供に安全パッドをつけるだけでなく周辺にもガードをつけること
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20170717_404833/
さて、3歳の子が落ちてしまった原因ですが、トランポリンパーク・親
それぞれの監視が甘かったからでしょう。
「6歳未満の子供にはトランポリンをさせてはいけない」この言葉だけが
一人歩きして、日本でも浸透してしまいました。
トランポリンで2歳児に降りかかる危険を未然に防ぐ
言い換えれば、上記リストの対応を大人ができれば遊ばせてもよいと言えます。
実は日本では安全対策がかなりしっかりされていて、施設で遊ぶのは、とても安全です。他国に自慢できるサービスだなあと感じます。
日本にもトランポリンパークは存在するが、年齢制限を設けて小さな子だけで遊ぶスペースを設けています。
また、キドキドにもトランポリンのように飛び跳ねる遊具がありますが、スタッフが絶妙な連携で見守りつつ、親の監視も必須としています。
トランポリンを取り扱う企業も、企業努力を重ねて、安全を第一に考えた家庭用トランポリンを開発しています。
トランポリンが2歳児に与える効果とは?
ズバリ、
体幹が鍛えられることによるバランス感覚の向上と空間能力の向上です。
裏効果として、寝ないときに体力を削る、雨の日の運動不足解消でしょうか。
トランポリンの効果について、別の記事で詳しく書いていますので見てみてください。
2歳児におすすめするトランポリン:安全対策あり
日本では事故が起きていない、安全対策ができているといっても、
もしかしたら起きるかもしれない可能性はぬぐえません。
それでも、企業努力によって少しでも事故が発生しにくい商品を開発していますので優秀な商品を紹介していきます。
1.ボード型トランポリン(ジャンピングボード)
トランポリンは丸くて、高さのあるものでなくてはいけない理由はありません。その点では、高さが低く、安全性もかなり高いと言えます。
目の付け所が、とてもよい商品です。
2.ハンドル付きトランポリン
手すりがあることで安全性を確保しているだけでなく、もう1点魅力があります。それは金属製のスプリングを使用していないところです。
配色も鮮やかで、価格も手頃なのでプレゼントにもってこいですね。
3.セイフティネット付きトランポリン
蚊帳のようにトランポリンを囲うことで落ちることを防ぎます。
一見、完璧な安全設計に見えますが、胡坐をかいてはいけません。
トランポリンの上で足をくじいたり、不慮の事故もあり得ますから、目は離さないようにしましょう
4.ビニールプール型トランポリン
ビニールプールのようなトランポリンです。キドキドにあるものが小さくなった感じですね。
浮き輪が何層にも重なるイメージで落ちない工夫をさせています。
トランポリンに比べて高く跳べないですが、安心して見ていられます。
トランポリンは2歳児に危険ではない。私たち親が防ぎ、企業の商品が防ぐ。
2歳児にトランポリンを与えたい場合は、危険性をどれだけ排除してあげるか、よく考えましょう。
大人も乗るからと、大人用を購入すると、危険度は高くなります。
2歳児はまだまだ転んだりすることも多く、普通のトランポリンでは心配な場合、今回おすすめした4品から選んでいただければ安心です。
そのあと、気に入るようでしたら成長に合わせて新たなものを購入してあげてください。
なお、どんな商品を購入するにせよ、遊んでいるときは傍にいて見ていてあげてくださいね。
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