
今年の本屋大賞は、「そして、バトンは渡された」に決まりました。毎年、本屋大賞候補はすべて読んでいますが、今年の場合、上述のタイトルに1票という思いでしたので、とても嬉しく思っています。
いま、サラッと「毎年、本屋大賞候補はすべて読んでいます」と伝えましたが、 新品で購入すると凄い金額になります。今年の10作品を合計すると、16,956円になります。 さすがに10冊まとめて買うには勇気がいります。
2019年の本屋大賞ノミネート作品と順位
大賞『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ(著) 文藝春秋
2位『ひと』 小野寺史宜(著) 祥伝社
3位『ベルリンは晴れているか』 深緑野分(著) 筑摩書房
4位『熱帯』 森見登美彦(著) 文藝春秋
5位『ある男』 平野啓一郎(著) 文藝春秋
6位『さざなみのよる』 木皿泉(著) 河出書房新社
7位『愛なき世界』 三浦しをん(著) 中央公論新社
8位『ひとつむぎの手』 知念実希人(著) 新潮社
9位『火のないところに煙は』 芦沢央(著) 新潮社
10位『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎(著) 実業之日本社
そこで数年前より、ある方法で無料~数百円で10冊読むことができる方法を思いつき実行しています。
フリマサイトで売買する
簡単に言うと、フリマサイトで本を購入して、本を読み、フリマサイトで本を売却することで費用をかけないことです。一見すると、なんだそういうことかと思うかもしれませんが、本屋大賞作品だからこそ、成立するんです。次項から詳しく説明します。
本屋大賞ノミネート作品は価格が下がりにくい
毎年1月頃に本屋大賞ノミネート作品10冊が発表されます。そして4月に本屋大賞が発表されます。大事なのは、この4ヶ月間のあいだ、この10冊はフリマサイトで価格があまり変わらないことです。
1月の発表時点で10冊すべて読んでいる方は少なく、4月になるまで、何が大賞かわからず、みんなが読みたがります。そのため、古本屋はじめフリマサイトでも多数の売買がおこなわれます。ノミネートすることで、この期間は売買価格が上がる場合もあるほどです。

4ヶ月間で10冊読もう
なるべく、4ヶ月間で10冊読みきってください。4月以降は値が下がり始めます。読みきって、4月中に売ってしまったほうが良いです。唯一、大賞を取った作品の初版やサイン本は高騰します。
あまり、小難しい学術書や専門書はノミネートしませんから、1冊多くて10日ほどで読めます。1月に2冊、2月に3冊、3月に3冊、4月に2冊のペースで読んでいきましょう。
うまくいけば「0円」で10冊読破も夢ではない
1月から購入する本は、特にこだわりがなければ「初版」を狙ってください。当然ですが、購入後、売却することを踏まえて綺麗なものを綺麗に利用してください。読み終えたら、なるべく早く売却してください。
購入時は「メルカリ」、売却時は「ラクマ」の利用をオススメします。「ラクマ」は売却時に運営に支払う割合が「メルカリ」は10%ですが、「ラクマ」は3.5%です。
1,000円の本を「メルカリ」で売却すると利益900円ですが、「ラクマ」だと965円です。65円の差が10冊あったら、650円の差です。

今年は「0円」で読めました
市場を見て、なにかのキャンペーンに乗れたら乗りましょう。そのおかげで、今年は「0円」で読むことができました。
・クリックポスト(送料)をAMAZON PAYに紐付けたLINE PAYカードで支払う。すると、クジが引けるので当たった分はキャッシュバック。(数百円)
・コンビニで本を購入する際、PAYPAYで支払う。(1,000円のキャッシュバックが当たりました。)
本屋大賞作品10冊なら実質無料で読めます
本を集めていないけど読みたいという方にはもってこいの情報だと思います。今年は、本屋大賞も終わってしまったので来年ぜひ、試してみてください。
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